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楔-kusabi- ②

さて、楔の続き。

4人になって、ボーカルの線が細くなったなんて言われたりしたけど。
確かに、そう感じる時はある。
あるけど、その線の細さは繊細さを生み出していると思う。
繊細で、4人のボーカルが重なった時のきれいさ、
それはKAT-TUNさんのちょっと現実離れしたような世界観にも、身近な世界観にもよく合っている。
合うような曲を選んでいるとしても、切なさとか儚さを表現するのがより、うまくなったと思う。

で、ここからは、そんな曲が続くんですよね。



FIRE and ICE
ここからはかっこいいとかきれい、て言いながら目はびしょびしょで、最初は1曲ずつしか聴けなかった。
まぁ、今でもちょっと涙腺があやういことになるんだけど 笑


イントロのかっこよさとかきれいさに絡まる
ウィスパー中丸様。
もう、この時点で涙腺がマズイことになる。

切なげな音に絡まる皆様のボーカル。
合いすぎてて、何回聴いてもしめつけられる。

なんかね、当たり前といえば当たり前なんだけど、亀梨様のボーカルの正確さとかクリアなかんじとかが、KAT-TUNの曲を支えてるんだと、改めて感じたんだよね。
年々表現力があがっていって、ただの強弱じゃなくて、ちゃんと気持ちから、心から出てくる強さだったり、やわらかさだったり、そういうのが本当に上手になったな、なんて思ったり。

そして、そのボーカルをKAT-TUNらしく、より深くするには、やっぱり中丸様と上田様と田口様のボーカルが必要で。

4人が新しく手に入れた形をはっきり感じることができる。繊細で儚げなボーカルが作り出す世界。
そこには強さもあって、強さがあるからこそ、とにかくきれいで、やっぱり目の前がびしょびしょになる。

楔で感じた違和感は、GIMME LUVを何回も聴いてうすれていって、この曲で新しいKAT-TUNを見せつけられ、余計な考えは消された。

ここにいるのがKAT-TUN
それが全て。


揺れる心へ ただ炎を灯せ

どんな時でも強くいようとする、KAT-TUNさんらしい。



BLESS
これは、だめ 笑
始まった瞬間、涙腺が壊れる。
今でもこの曲のきれいさに苦しくなるぐらい、気持ちがもっていかれる。

4人のボーカルのバランスのよさを見せつけられた。全員がきれいで、甘めで、重なった時はさらに
きれいで。

もともと出る音にしても裏声にしても、とにかく高音がきれい。
光が溢れてる世界で、どこまでも優しくて、切なくて。



上田様の
2人は似ていても 空と海のよう1つにはなれなかった

これのきれいさ。そこにある切なさと儚さ。
目の前びしょびしょ…。


中丸様の
せめて願う
それぞれの明日へヒカリが溢れますよう

一番心配してる人へ届くといいね。
メンバーに対する責任感が強い中丸様のことが、本当に心配だった。
中丸様の明日もヒカリが溢れますように。



声にならぬ 愛のことば
サヨナラよりもずっと痛くて

声にならないこと、できなかったこと、大切だからこそしまいこんだ言葉。
そんなものがたくさんあったのかな。



4U
タイトルに4が入ってる。
それだけで涙腺がおかしくなってくる。
しかも、歌詞に6と5があるー!
なんかよくわかんないけど、そんなことに気づいただけで、目の前びしょびしょ。

6と5と4、その全てを包んでくれてるのかな。
曲としては爽やか系で、程よいキラキラで、希望に満ちてる。
ボーカルも素直なかんじで、がんばってる感がないところがいい。


アルバムの流れとしても、ここでやわらかな気持ちにさせてくれてるところが、すばらしい。




PHOENIX
ちょっと幸せになって、目の前のびしょびしょも少しおさまったのに、KAT-TUNさんは甘やかしてくれない。ボーカルはあんなに甘々なのに。

なんなの、これの世界観。
アルバムの最後にこれをもってくるとか、アイドルのやることじゃないでしょ。
あ、そうか、KAT-TUNさんはとっくにアイドルを超越してたか…。

超越して、PHOENIXになった、ということか。
自分達を不死鳥と言い切って、何度でも蘇ってみせると宣言する。
そんなことが出来るのはKAT-TUNさんだけ。

周りの雑音なんて気にもとめず、唯一無二の世界を作り上げる。

ボーカルの線の細さ?気迫と気持ちでいくらだってカバーしてみせると言わんばかりのボーカル。

本当の痛みを抱いている人達の恐いほどの強さ。
どこまでも進化してみせようとする強さ。
そして、そこにある強くも儚げな切望。
それらが、4人のボーカルから溢れるようにこぼれてくる。

その全てが痛いほどに刺さって、えぐられて、平常心でいられるわけがない。
だけど、それは嫌なことではなく、KAT-TUNさんが作り出す音楽にそれだけの力があるということ。
だから、この曲に振り回される気持ちは、そのままでいい。



すべてに理由がある

今さら 傷つくことはもうないさ


灼熱の夜明けへ


もういらないと思ってる痛みがあっても、それには理由があって、だから受けとめて、だけどそんなことでは自分達をつぶすことなどできない、新しい世界に行ってみせる。


誰でも聴ける通常盤にこの曲を入れたことが、
KAT-TUNさんらしい。
何事もなかったようにはしない、立ち向かって
みせる。そして、世の中の批判も哀れみも物ともせず、全てに対して音楽で自分達を示す。

そのまっすぐさに愛おしさを感じずにはいられない。





手に入れるつもりなんてなかった新しい形を
KAT-TUNへと昇華させる、確固たる信念。

自分達でいよう、KAT-TUNでいようとする
想いの強さ。

7曲でそれを全て伝えきる、そんなアルバムかな。

通常盤 終了!